かれん 秋告げる

【西都原、新富
コスモス見頃】

西都市の西都原古墳群周辺と新富町横江地区で、コスモスが見頃を迎えている。
色とりどりのかれんな花びらが風に揺れ、観光客や周辺住民の目を楽しませている。

西都原では９月上旬に約３００万本の種がまかれ、市商工観光課によると草丈が70~80㌢ほどまで成長し、花付きも良いという。

全体を平均すると現在は五分咲き程度で、古墳群入り口の「鬼の窟(いわや)」北側が最も花の勢いがある。平日も多くの観光客が訪れ、散策したり記念撮影をしたりするなどして秋の訪れを満喫している。
11月上旬ごろまで楽しめる。

新富町横江地区の複合型津波避難施設横の農道１㌔でも、満開のコスモスがずらり。地区の農地や農道、用水路の整備、補修に取り組む「横江活動組織」(河野浩美代表)が９月に種植えした。
河野代表(54)は「少しでも町民らに喜んでもらおうと企画した初めての試み。農家や地区住民が頑張ったので、ぜひ見に来てほしい」と話していた。