《捕ったぞ川南の漁船》
生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港魚市場に5日、全長282㌢、重さ446㌔のクロマグロが水揚げされた。県漁連勝浦市場によると1949年の市場開設以来、最大だという。
宮崎県川南町漁協所属のはえ縄漁船「第22勝徳丸」(19㌧、7人乗り組み)が紀伊半島の沖合い約320㌔で2日午後、捕獲した。
船長の児玉禎文さん(50)は「水揚げした時はみんなで万歳した」と語った。
地元の仲買業者が約274万円で落札。勝浦市場の丸山一郎参事(60)は「本格的なクロマグロのシ-ズンを迎えており。幸先が良い」と喜んだ。