スイ－トスプリング

(綾町)
果汁が多く、爽やかな甘味が特徴のかんきつ類・スイ－トスプリング。綾町では１９８１(昭和56)年から試験栽培が始まり、現在16戸の農家が生産に励んでいる。
温州ミカンとハッサクを掛け合わせて生まれた。同町では約１・５㌶で栽培。同町北俣地区の畑では、直径10㌢ほどの大きさの実が黄色く色づいている。

主に県内や関東方面のス－パ－やデパートなどへ贈答用として出荷。生産部会長の福岡祐二さん(53)は「栽培が難しい品種だが、果汁も多く生ジュ－スでもおいしい。栽培法を伝えていき、産地化を目指したい」と話している。