ヒトへの感染リスク低い
鳥フル拡大でWHO見解
世界保健機関(WHO)は22日、日本、韓国などで感染が広がっている高病原性鳥イルフルエンザについて「ヒトへの感染リスクは低いと考えられるが、ウイルスは変異するため引き続き警戒が必要だ」との見解を明らかにした。
WHOは「ヒトへのあらゆる感染の可能性を懸念しており、状況を注意深く監視している」とも強調した。
今回の感染は11月にドイツやオ-ストリアなどで拡大を確認。韓国では今月16日現在、殺処分したか処分予定の鶏やアヒルが1600万羽に達して過去最悪の被害になった。
日本も北海道や青森などのほか、宮崎県などで感染が相次ぎ、鶏などが殺処分されている。