都農ワインが新商品！

《ブランデー、リキュール》
都農ワイン(宮崎県都農町、小畑暁社長)は開業20周年を記念し、主力銘柄のロゼワイン「キャンベル・ア－リ－」を原料にしたホワイトブランデー「Bojo(ボジョ」と、同町産の果物をふんだんに使った３種類のリキュールを発売した。

ブランデーは同社初のラインナップ。今後、 醸造量を増やし、新たな客層の開拓を目指す。

ワイン醸造後に出るブドウの絞りかすを再発酵し、蒸留。木だるを使用していないため、純粋なブドウの甘い香りを楽しむことができる。

同社は商品化に向け、２００５年に小畑社長らがイタリアを訪問するなどして、同様の製造方法で造るイタリア特産の蒸留酒「グラッパ」を研究してきた。

製造するワインと異なり長期熟成が可能で、小畑社長は「キャンベル・ア－リ－を永遠に楽しめる商品」と自信を見せる。また、商品名は都農町で「兄貴」を意味する方言「ぼじょ」にちなんでおり、小畑社長は「先達たちがブドウ栽培に込めた魂を表現した」と話している。

アルコール度数は40度。２００㍉㍑で１６２０円。限定２千本。
リキュールは「Bojo」をベ－スに、アルコール度数が30度のレモン(限定６００本)、20度のキンカン(同９００本)とウメ(同１万本)をそろえた。いずれも３７５㍉㍑で２１６０円。

ブランデー、リキュールとも販売は都農ワイナリーのみ。問い合わせは、同ワイン電話０９８３ (25) ５５０１。