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▲今日は何しに宮崎へ!▲

宮崎県内に観光や仕事、キャンプなどで来られた方々に素直な感想を 聞いています 。【宮崎】に来られる方が参考になればうれしいです。。不定期で県内各地のことも紹介します。

食べ街歩き

【日南市油津】

プロ野球広島東洋カ-プの今季の大活躍に沸いた日南市。球団のキャンプ地、天福球場のある油津地区には外国との交易や、カツオ、マグロ漁でにぎわった港町としての歴史がある。
趣ある油津の町を歩く。

1962年完成の翌年から広島東洋カ-プが約50年、 春季・秋季キャンプに訪れている「天福球場」は、繁華街から歩いて5分ほどの場所にある。

「子どものころ、キャンプに来ていた選手に遊んでもらった。カ-プを応援して40年。今季の活躍にはカ-プの底力を感じて、とてもうれしかった」と近所に住む男性が熱く語った。

「油津に来たら五番館の焼きそば!おいしいよ」と聞き、新しいお店などが並ぶア-ケ-ド街を歩く。日南市は県外の企業誘致や空き店舗の活用で中心地の活性化を図っている。

生まれ変わっていく商店街の一角に、「レストラン喫茶 五番館」がある。客でにぎわう店内は、昔ながらの喫茶店の雰囲気。ナポリタンスパゲッティやピラフなど懐かしいメニューの中から鉄板焼きそばを注文する。生卵がソ-スに優しく絡んでくせになるおいしさ。隣のテ-ブルでは、カップルがおしんこピラフを食べていた。

五番館から南へ進み堀川運河に出る。釣りをしている少年たちとあいさつを交わす。チヌが釣れるという。

吾平津(あひらつ)神社は通称・乙姫神社。そこから映画「男はつらいよ」のロケ地になった石造りの堀川橋を渡ると油津赤レンガ館など古くからの油津の町並みが続く。

「ここは中国や台湾との貿易や、マグロ景気で栄えたころの建物が残っています。この古き良き時代があって今につながっていると思うんです」と地元の女性が話してくれた。大きな蔵、古い家屋、掃き清められた路地からは漁港が見える。

「下町通り」「恵比寿通り」を歩いて行くと、創業約100年の「戸田菓子舗」があった。店内には、一口サイズの高麗菓子やそばまんじゅう、どら焼きなど手作り菓子が並ぶ。小判形のクッキーを食べるとサクッとしてバターの香りがふわりと広がった。

菓子店の北に「日南高野山潮満寺」の石段がある。標高88・8㍍の山、津の峯の麓に立つこの寺には一願成就の霊験があるという。赤い屋根の弁天堂にたどり着いた。海からの風が心地良い。眼下には、昔と今とが緩やかに共存している油津の町並みがあった。

ーおわりー。