宮崎キャンプ情報（巨人）

長嶋氏元気ハツラツ＝宮崎市

身振り交え打撃指導

選手の動きに鋭い視線を送り、熱心に指導もした。１３日、宮崎市の巨人キャンプを長嶋茂雄元監督が訪問した。２０日で８０歳を迎えるが「キャンプはやっぱりいい」と元気いっぱいだった。

あいにくの雨で室内での練習だったが、円陣で「さあ、いこう

」と選手を鼓舞。臨時コ－チを務める松井秀喜氏と高橋新監督の教え子２人とチ－ムについて意見を交わし、高橋監督には先輩監督として助言も送った。

打撃練習が始まると、阿部、坂本、２年目の岡本、新人の重信（早大）に身ぶりを交えて打撃論を説いていく。
３塁を守り、右打者の中軸候補と自らと共通点が多い岡本の印象は「インコ－スが良かったり悪かったリ。そういう打撃をしていた」。

右手の使い方などの助言を受けた岡本は「すごくありがたいことです。プラスになりました」と感謝した。

主将の坂本は「恩返しとして優勝したい」と言った。「ミスタ－」がキャンプに活気を吹き込んだ。

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